霊線と職業

岡田茂吉が提唱した霊線の考え方を少し推し進めたい。
まず経験論から出発しよう。

ハウスガイストや職業のヒエラルキー

まず自分の結婚後と結婚前で性格や行動などに変化が訪れていないか、よく注意する。前と後では行動傾向が変わっているはず。

結婚が与えるものは、霊的な側面がある。単に個人的なものではない。これは家と家の何かしらの結合を意味している。

ハウスガイスト(家の霊)と名付けたが、実際は家系の霊なので、別の呼び方が適当だと思う。物理的な家にも霊がいるので、それと混同してしまうからだ。とにかくそういう霊がいるということ。

先祖供養が大切だと古臭く言われてきたが、むしろ考え方が間違っており、未来にこそ先祖の力が必要であり、過去の感謝だけはないことを認識すべき。つまり先祖供養という狭い枠ではなく、「家系の霊」、「○×家の霊」として尊敬・認識・祝い・式典などを執り行うべきではなかろうか。

家という概念は個人時代には合わない

ルドルフ・シュタイナーによれば、すでに意識魂の時代に入っているとされマニ教など霊的な流れを考慮すると、もう今は全体主義の時代は過ぎ去り個的な魂の美醜・善悪が発展する時代だと言って良い。

そしてキリスト教の教えどおり、愛が徐々に発達するはずである。家(ファミリー)というものは個人の前に存在意義が薄れ、ロミオとジュリエットのとおり、個的なものが優先される。

ではあるものの、「家」という古い形態はまだ存在している。家というのは個人のよりどころであり、シュタイナーは崩壊する過程にあると見ているが、私の観察で言えば、実態として機能している。だから無意義な知恵ではない。「家」をよく知ることは、何かしらの恩恵を与えるに違いない。

職業と家系

体感的に言うと、遺伝とかDNAとか才能とか体質とか、そういう次元でまずは考えない方が良い。というのも問題はまず別な所から出発した方がわかりやすい。

まず家系の霊は例えば「繊維・衣服」「電気」「伝統工芸」など、得意なものがある。これが職業選択に影響する。父の後を継ぐ、家の家業を継ぐのは自然な考え方だが、これは遺伝的にも有利であるどころか、霊的にも十分有効。

例えばこれが結婚となると、家と家の結合がもたらされるのではないか、と思われる。それが本人達の能力や傾向にも反映されてくる。つまり新しい事ができるようになるのではないか、と私は考えている。昔の貴族が家柄を大事にしたのも、家と家の婚姻を進めたのも、単に政治的な問題ではなく、優秀な家柄を採り入れるためではなかろうか。

職場にも霊的なヒエラルキーがある

職場だけでなく学校も同様。権威や立場は、霊的にも作用する。

「指導者」「先生」という立場が霊的な影響を産み出している。言ってみれば催眠に近い。立場が生徒や従業員に霊的な影響を与えている。つまり「つながり」が思った以上に産まれると考えて良いのではなかろうか。

その霊的な「つながり」は両者の想念(アストラル体)が強めたのかもしれないし、どのように生まれるのか、そして強弱もあると思うが、とにかく確実に発生する。おそらく「想念」が霊線となり「生徒」に影響を与えるのだろう。

では霊線は「想念部分」なのかというと、そうなるかもしれないが、想念は非常に重要に感じる。つまり相手があるわけで、相手がどういう性格であるとか、どういう品位があるとか、善意がベースに無いと大変なことになる。アストラル体の行為は、相手に非常に大きな影響を与え、相手から「悪気」を受ける場合も相当あると思われる。だから自分だけの問題ではなく、人は社会的に生きなければならない以上、特に注意すべきだろう。

法律というよりも、本人たちがそれで納得したり、PLAY(演技)することによって、霊線は発生するように思う。そしてさらに別の観点から、「契約」というのは霊的な性格を持っているように思う。

ある種の約束というのは、霊的な拘束力があって、反故にはできず、人間はそれに従わなければならない、ということ。

これがどの程度「職場」に影響しているか、私には不明だが、「労働契約」というのもある種の霊的な作用を持っている可能性はある。

 

QR Code