精密溶接機の自作②【失敗:スポット溶接機へ改造】

手持ちの8000円位のAC200Vアーク溶接機をスポット溶接機として使えないかテストしてみました。
下記動画の威力が凄いから。

目的:(アーク)溶接の熱害を回避する

上記動画のように、ピンポイントの加熱であれば、溶接のような曲がりや歪みが発生しにくいのではないか?あとはその威力。

用意したモノ:中華溶接機、50cm電線×4本

まず溶接機の+とーの出力を計測しました。テスターで計るとAC60Vです。

待機時62Vと書いてあるのでそのとおりです。

20A~200Aで調整できるようです。

ケーブルび口金がこうなっているのに気づき、ケーブルを差し替えれば改造が楽に進みそう。

で、HCでケーブルを買いました。一番太いの。

線芯が針金状のものと、普通のケーブルのものを2種類。50cm2本ずつ。

針金状のものはハンマーでブッ叩いて、口金に合わせて作成。

ケーブルの両端に加工し、説明するのが面倒ですので、とにかく動画のようなものを目指しました。

実験

結論から言って失敗。20Aだと全く駄目。200Aで辛うじて威力はありますが、駄目です。

使用方法は両手で持って、ステン母材や溶接棒を裸にしたものに押し当てます。

アーク溶接との比較

アークが飛んでいない溶接を考えてみれば、それと同じ。

本来は母材まで溶かしたかったのですが、推測するに電圧が足りないようです。つまり、20V~28Vでは駄目で、もっと高電圧でないと母材は溶けないと思われます。

動画の電子レンジのトランスは、高電圧なのでボルトも溶かすような抵抗溶接ができますが、低電圧だと熱量が大量に発生しないことがわかりました;

あとスポット溶接では銅の接触部分も焦げます。それが出力を低下させますが、上記の高電圧(800A)ではそれをものともしない感じ。なかなか難しいようですね^^;

つまりインバータで定電圧ではスポット溶接はできないだろうと思います。TIG溶接でスポットとは原理が違うようです。

ただ自分がやろうとしていることも工夫次第ではできるんじゃないかな?とは思いますが、今回はこれで諦めようかな。

オマケ

熱害に苦しむ人、発見。面白いから載せておく。

実用面でもこういう需要は多いと思いますが、精密溶接は機械が高いし、ガスも扱うので敷居が高いですね。もっと便利で低価格になってほしいものです。

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