ドイツ自動車保険事情① 普通に入ればいいじゃん。

ちょっと異常事態が発生したので書いておくのだが、詳細は後段で。

<前置き> ←今回は長い記事ですよー

「ドイツの保険」は知らないが、私は日本の保険に入っていたし、その前はスイスの保険に入っていた。要するに「保険」に関する社会常識は身につけており、それが海外でもどの程度の金額が妥当なのか、経験から分かるのだった。

ポルシェ993を日本で乗っていてぶつけられた時、色々なテクニックで100万円以上が私の懐に入ってきたこともある。ぶつけた大型トラックの人はポルシェの頑丈さに驚いていた。とにかく世間知らずではない。

ただ今回ドイツで加入した保険は、私が車の名義変更をかなり急いでいたこともあり、日本人の同僚に任せてしまった。というのは、保険のeVB(仮番号)が必要と分かった時点で、その同僚が『任せてくれ、良い人を知っている』と奨めてくれたからである。だから自動車の手続きが晴れてスムーズに終わり、めでたく自動車ライフがスタートした。

ドイツに着いて1週間以内に車を登録できたのは快適だった。

だが・・・見積もりが来て、月90ユーロ。

何故にそんな高いわけ、ドイツは?→同僚「ええ、こんなもんです」

いや、それにしても高い。交渉。→同僚「月70ユーロまで下がりました」

同僚なのでこの程度で済ませたが、同僚は誰かと電話で話している。

私の印象としては随分ドイツはまどろっこしい事をしているなぁ、そして随分高い、何とか自分で年末までに新しい保険を探そう、と思った。

ドイツの自動車保険は高くない

皆さん、結構、騙されていますよ。それが私が言いたいことです。

別に高くもない、そういう気がします。例えロードサービスや対応が悪くても、額面ではそう思います。

私が初めて見た見積もりは年1,200ユーロ。
それを断って、年900ユーロ位。
でも私がスイスで入っていた保険は、初年5万円程度(BMW5er)。
どう考えても狂ってる。日本でも2万~6万程度。

ただし、年末も怠惰ゆえに他に移る気力や時間がなかった。

見積もりを出してみましょうよ

しかしある日、後述する事情で私の自動車保険が切れた事が判明。

「やった!切れた!」と思って、色々調べはじめた。ドイツには日本の「ほけんの窓口」みたいなシステム無いのかよ・・・と。
しかし何故切れたかわからない。保険の書類を見ていると、「Swiss Life Select」という代理人に電話するように書かれていた。フランクフルトの会社である。

それで同僚に、誰と話していたのか聞いてみた。「Mandante」と言うらしい。「ドイツの保険はこのMandanteを通さないと駄目です」そのMandanteとやらが何をしているのか、良く聞き込んでみた。するとそのMandanteは各保険で一番条件の良いものを選んでくれるそうだ。

それって、ほけんの窓口というか、保険代理店じゃねーかよ!
Swiss Life SelectとはMandante、つまり「保険代理店」であった。

だからクソ高いのである。日本では個人はそうそう使ってねーよ。過去の遺物に等しい。で、おそるおそる、この同僚の部下に聞いてみた。ちなみに彼はドイツ語をほぼ喋れない;

保険何入っているの?いくら?→○○さんので年1,000ユーロ位」
わかった・・・。お前もカモられてるわ・・・。俺もカモられてたなw

ということで今年の契約は自分で探さないといけなくなった。そして自分で見積もりしてみたのである。

だいたい、年400~600ユーロ程度。

TeilKasko ,30ユーロ。考える価値もない!

1年目(等級SF1)ですよ?普通のGolfですよ?高くねーじゃん!

私は洗脳されてたわけです。ま、私が頼りにしたのが悪いんですけど。ドイツ、普通じゃん!高くないじゃん!お前の言い方がおかしい!

私がドイツの保険比較サイトの話をしたら、同僚「やめたほうがいい」。悪いが「死ね」と思う。しかもこの同僚、今月日本に異例の左遷。

いくらこの人が私のドイツの受け入れ手配してくれたとして、いくらこの人や周りの人が良い事をしているとはいえ、私は悪意を感じる。

しかもそのSwissLifeSelectの人物と同僚は懇意にして、この前も自宅に来たらしいw 何、その前世紀っぷりは。舐めてんのか?

私は目の前で、この同僚に文句を言いたいのだが、この同僚の上司が「日本に英退」する意味で、幸せに送り出すように望んでいる、ははは

ちなみにこのSwissLifeSelectの担当者名は日本人に見えるが、日本語が話せない。そこも「使えねー」感が半端ない。面白いなぁと思う。

まとめと面白い事情

今回の私の敗因はドイツのeVBにある。ドイツで車を速攻買えたのだが、自動車保険はあまり考えていなかった。だからeVBの仕組みを聞いた時、全然知らないからひるんでしまった。スイスにも無かったと思う。

自動車を登録する場合、すでに保険に入っていなければならない、ということなのだ。それだけ。eVBは1秒で保険会社が発行してくれる。よって私の場合、車を取得したら登録する前に保険に入るべきだっただけ。

その段取りを知らなかったため、本当にウザい結果となった。

で、何故自動車保険が切れたのが分かったのかというと、ある封筒が家に送られてきた。公的な機関からである。自動車保険が切れたため罰金を40ユーロ払えと。違法だからである。ドイツの保険は義務。

それで今年の保険が保険会社と契約されていないことが判った?が、何故に保険会社が私との契約を切ったのかというと、「私が保険料を払っていないので2016年のいつかの段階で切った」らしい。私としては切れたほうが良かったのだが、保険料を意図的に振り込まなかったのではなく、最初の引き落としにトラブルがあって、それをそのまま放置していたからだ。なぜ放置したのかというと、銀行口座が別のトラブルによって、出入金明細が取得できす、保険会社に対応できなかった為。

もしMandanteなる者が介入してこれば、すぐにでも払ったのだろうが、結果的には「保険会社から契約を打ち切った」ということになる。というよりも、そもそも契約そのものさえ成立していないかもしれない。

ということで、保険会社からは300ユーロ程度の損害金が請求されて、それを以って私の2016年のコストは確定した。結果からは無事故だったため、500ユーロ以内で済んだので、失効しなくてもしても、同じだ。

ということで、新しい保険を本日ネットで契約した。勿論eVBは即発行されたが、無事に通るかわからないが、通らなくても別の手もある。

情報弱者と保険ビジネス臭

とにかく情報弱者は他人に喰いものにされると思う。ドイツ語ができないその部下は若いので、なぜ年間1,000ユーロも払っているのか、サッパリ理解できないだろう。私も面倒ながら保険比較を色々したおかげで、そう事情がハッキリ理解できた。

許せないと思うのは、年少者に保険を聞かれたのなら、保険比較サイトの使い方を教えてあげれば良いだけの話で、年間1,000ユーロの自分のヒイキの訳のわからない日本語が喋れない日系ドイツ人とセットになってカモる事だ。ドイツ語ができないというのは「情報弱者」である。立場の弱い者にそういう対応をしているのが許せない。

ちなみにドイツで生まれた日本人と話す機会があったが、彼曰く、もし日本語ができない日本人がドイツで生活する場合、「顔が黄色いだけで、日本人としては何のメリットもない」と言っていたのは印象的だった。要するに人種はドイツで職業選択にも悪影響を及ぼす、という一般論・経験論だ。日本でも非ネイティブ日本人と接してきたので判る。

今では情報がネットで手に入り、それで明暗も分かれてくる。でも情報弱者は生き残れない世の中というのは、それもまた価値がない。

ちなみにこのMandanteは音信不通になり、結局私は、Generaliに直接電話して、今年契約していない事を確認できた。対応は全く悪くないし、全然あたりまえに親切だった。そう思う時、ドイツのハゲタカ社会で、「金の切れ目が縁の切れ目」という諺どおりの対応を見た。

ちなみにこの日本人の同僚も「私を通さずに直接Mandanteとやりとりしてください」との事。自分がソイツを私に紹介したくせにマジでウケるw 異常だよねぇ・・・ 何かがおかしいんだよねぇw

とまぁ、どうでもいい事かもしれないが、ドイツの保険料はそんなに高くないよ、という話。eVBが特殊なだけでね。日本の保険等級もこちらで使える記事も読んだが、チューリヒやAXAなどだと対応するかは自分で調べてほしい。

ちなみに裏で気がついた事がある。それは保険の代行業である。

こうもカモられる人がいるのなら、それは氷山の一角に過ぎず、日本人のファイナンシャルプランナーや保険相談に乗るのはビジネスになる。

そういう臭いを嗅ぎつけた。保険ビジネス臭。

私は保険とか法律とかおよそユダヤ人が国家に取り込ませた仕組みが好きではない。ドイツではかなり顕著だが、確定申告ひとつするにもBerater(税務相談者)を雇うのが通例なのだ。個人が、である。
(日本では私は自分でやるし、車検も自分。何でも自分。)
確かに便利なのだろうが、いつかキリストが律法学者と商人を神殿から追い出したように、そういう職種の範囲が未来には減ってほしい。

弁護士もそうだが、何をやっているか、という事がイマイチ曖昧で、具体的な生産に関わっていない。そういう曖昧な高所得の職業がドイツには多いように思える。だからこそ、書類や手続きでカモることが日常的になり易いのだろう。

ともあれ、日本人の皆さんには、言語に困っても、なるべくカモられないよう、何でも情報共有してほしい。そして異国というハンデを少なくするための工夫が必要になるだろう。

私も思いましたよ、「コレ、ドイツ語日本語ネイティブの場合、日本人に保険売れるだろうな」と。「事故相談とかも日本語でできると楽だろう」とかね。

ちなみにオカシイと気づき始めたのは、ドイツ人にMandanteのことを説明した時に、それを知らなかった事。50代のドイツ人がダイレクト保険契約しか知らない、って、要するにドイツ社会はMandanteなんか普通使わないってこと。

そのドイツ人はHUKが良いって言っており、ある日本人フィナンシャルプランナーの案内にはHUKの対応が悪いとか書いてあるが、その日本人のほうが信用ならないように思えた。

僕はその同僚がAXAが良いって言ってて、HUKと見積もり同価格で、日本にもあるのでAXAにしました。そのあたりはドイツのベスト3社が判ってくれば、どれでも良いように思います。私の場合、日本では毎年比較サイトで変えるので、状況によりどこが良いとは言えない。

保険見積もりも比較サイトだけでなく、個別でも何個かすると、慣れてくるので、億劫なのは最初の1回だけですね。

ここ2日は保険・スマホというインフラが大きく変わり、まだ不安がありますが、個人的には潮目のような気がします。

とくに携帯契約も、大手4キャリアに依存せず、個人でMVNOや、私のように手探りでハブを使うのも、情報弱者にならないための大事な要素のように思います。

皆さん、頑張ってネットに書き込んで情報共有しましょう。

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