LTE+デジタイザ付、WINDOWSタブレット 比較⑤ Atom婆と防水タブのLTE化 その②反省会

前回、VersaProVT系=ThinkPad10系でのLTE化の確認はできた。

やはりArrowsTabでは敷居が高いようで、問題点を整理したい。

収穫:ArrowsTab内部にはm.2が存在したということ
前提:既存のSim基盤を生かさないと防水のメリットがない

問題点の整理

富士通の内製基盤なので海外情報から仕様が推測できない。

仮説① 謎のm.2モジュールはLTE通信できるんじゃないか説

というのはこのモジュールにアンテナ付いているのだ。Sim基盤だけで、Bios側で認識するというお手軽思考は通用しないのか。

そしてArrowsTabのLTE版はどういう名前でモジュールが出現しているのだろうか?Xiだろうが、バンド帯の情報もなさそう。

仮説② 後付けM.2モジュールをBIOSかドライバで弾く

今回のように後付けでANT30MOを繋いでも認識しなかったが、LenovoやHPのやり方だと、BIOSで弾いている事も多いらしい。

その場合やり方は色々あるみたいだが、ドライバ?かBIOS?でデータをダンプして、対応する機種を書き換えるという方法をThinkPad系のスレで見たことがある。

仮説③ 後付けM.2モジュールでも一部の信号を塞いで使用する

Photon2では普通にはSIMが認識されない。持ってないので不明だが、この場合はモバイルネットワークとしては認識されているのなら、仮説②と違ってくる。これだったら簡単に実行できる。

という感じだが、ハッキリ言って全然わからないw

法人LTEモデル(Q584/H)を調べてみる

法人モデル取説(1310-1403)では、富士通内製ではないようだ。
Sierra Wireless AirCard EM7330」ではないか、という感じ。ちちなみにこのカードはUnlockできるらしい。Simフリーになる。
Q584/K(1410-1503)のモデルでもEM7330だと思われた。

<追記>
ARROWS Tab Q584/H(FARQ02007/8/9/A)はEM7330でした。ドライバがあります。どうやらEM7330はドコモ専用らしい。他にはLet’s note RZ4に搭載されているらしいw ファームウェアの番号を見るとpanasonicと共通っぽいので、ファームウェア自体の書き換えは問題ないだろう。非常に惜しい。先日の記事で取り上げたEM7340なら、速攻買って、試すんだが。

現行の法人LTEモデルQ506/MB(一般)/ME(文教)ではその記述はない(1510-1603)。総じて、法人モデルの取説を読む限りは自社内製のモデムを使っていない気がするのだ。。

そうか、その手があった!恐怖のBIOS書き換え

まぁ、個人向けも法人向けもハードスペックが同じなら、BIOSに法人向けを入れる、という恐怖の選択肢もある事に気が付いたw

データのページはコレ。Windows10Home用。例えば。

殻割りよりも敷居が高いなw 使える保証がなければ、絶対したくない選択肢だ。

む?Q584HはWindows Homeの設定があるが、SSD搭載???
Q584/KはProでZ3795だがeMMCだ。危ない。
Q584H,Q584HKはQH55Mと異なりSSDのようだ。。こりゃダメポ。(←後日追記:SSDでした)

何かがキッカケでブレークスルーになるか

方法が無いわけでもないと思われる。ただ冒頭に述べたようにSimスロット部品を入手改造しないと、防水の意味が無い。

新モデルのWQ2/X(Q506/MB, Q506/ME)は1920×1200であり、今回のケースとはやや異なる事もわかった。(指紋認証や構造など)

ただ総評としてはQH55/Mは防水・指紋認証・高精細だし、背面はプラだが、仕上がりとフォルムが綺麗で、オシャレ感がある。これでLTE化できると、Atomのデメリットは感じられない。。VersaProVTと較べても、なかなかオシャレな奴ですね。

ここは達人(カミ)の出現を待つことにして、気長にSim部品のアイディアを検討し、分析を進めてみたい。

<番外>謎のモジュールを追え!

ArrowsTabの挙動を調べてみる。まずはSIMスロの配線。

?はGNDだと思う。
▼の意味が不明だ。

SIMカードの有無の信号(CD)は⑤かな?
残りの①②④⑥がSIMとのやり取り。

モジュールの表端子に1-11ピン, 21-75ピンが右から左に並ぶ。

表でGND以外で使用しているのは、7, 9, 41, 43, 45, 47, 51だけ。

裏では(2,4), 6, 26, 50, 52, 56, 68,(70,72,74)

これでわかるのは
USB通信、3.3V電源、Power_On_ Off、とLTEデバイスで通常使わないPINを使っているのかな?という事。

 信じられないが、Simスロット部品を特定

SIMスロットは秋月くらいでしか買えない。

Aliexpressで見る。

普通Simスロットの足は6pinだ。検出は7pinか。

でもArrowsTabの基盤は変な配置になっている。

10pinや8pinをAliexpressや探すも、イマイチだ。もう一回国内を検索していると、ALPSなどもある。しかしドンピシャで発見。。

小売りはしてないだろうが、OEMメーカーが判明。。マジかw

そこからリバースエンジニアリングするに、

C1:VCC
C5:GND
C2:RESET
C6:VPP
C3:CLOCK
C7:I/O port(DAT)
C4,C8は未使用? 計8ピンが判明。CD検出は④だな。

つまり「GND,▼,VCC,CD,?,RESET,CLOCK,▼,I/O,▼」だ。
ヤバいw 楽しいw

Simカード検出機構が無い場合
CDがOPENだとSIMアリ。つまり勝手にSIMアリになっている。
CDをGNDに繋ぐとSIM無し。

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「LTE+デジタイザ付、WINDOWSタブレット 比較⑤ Atom婆と防水タブのLTE化 その②反省会」への2件のフィードバック

  1. LTE化は前途多難みたいですね。細かい仕様把握するのも大変そうです。でも分解の画像も貴重で面白いです。
    一つ気になったんですがQ584HがSSDというのは仕様情報ページからでしょうか。
    ほんとにAtomとSSD組み合わせるかな?と少し疑問に思いました。
    Q506の文教用(アンチグレア)欲しいです。

    1. drepenさん、こんにちは!
      Q584Hは持ってないので何とも言えないのですが、メーカーの仕様ページに基本的に間違いはないはず・・・ですよね。疑ってググっていたところ、SSDとして現在売っている業者もありますね。ちょっと情報が少ないです。Q506/ME(文教無線WANモデル)はHOMEを選ぶと116,964円ですか。Q665/Mもそうですが、防水はオンリーワンの存在ですよね^^
      調べているうちにWQ2/Xを水槽に沈めてる動画とかあって、、、、と、ともかく夏の水場回りでは活躍できそうですよね;

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